ヒールの高さの常識

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普通と違うことをやりたいと思って奇をてらったものを作りたければ、たとえばヒールをどこまでも高く、限りなく歩けなくなるまで高く、歩くことが制限される不自由を美とした時代もあった。
日本の花魁のあのぽっくり。
介添え人なしでは歩行困難なほどの高げた。
ガガ様よりもはるか先をいっていた日本のきもの文化?そんなおおげさな言い方をせずとも。
髪を結う高さをどこまでもどこまでも高く持ち上げたのは、ベルサイユ宮殿のお姫様たちの時代までさかのぼることもできる。
現代でも笑っていいともによく出ていた塩沢ときさんのあたまも、どんどん会を重ねるごとに肥大していった。盛ればもるほどエスカレートしていくつけまつげも同様に。
指輪だってどんなデザインだってデコラティブのベクトルを許されるところまで突き進むっていうのはいつの時代もあり。